
というわけで、第2弾。方天画戟による与ダメへの影響を見ていきます。金月での交換などで悩んでいる方は参考にしてみてください。
グラシや宿無し、ベリアルやサリエルによる与ダメの変化は別記事にて調査しましたので、こちらを見てみてください。
闇レスラーの各武器・召喚石による与ダメの変化 [グラブル]
はじめに
方天を入れると少しだけ編成が変わりますよ、というお話。
スキルを見る

スキルはこんな感じになります。主人公の確定TA+追撃3割、更にTA時に追撃2割と激強なスキルですが、見ていただきたいのは第2スキル。
毎ターン最大HPの5%ほどのスリップダメージを受けます。
背水でレスラーをする際にはこのスキルが露骨に響いて、レスラーのサポアビで1ターンは耐えますが2ターン目に確定で主人公が落ちてしまいます。
せめて3ターンは生き残りたいということで、方天入りの編成では一部武器編成を入れ替えるのが一般的です。それをこれから説明します。
方天を入れる際の編成
前述した通り、背水編成で3ターン生き残るために、方天を使う際はセットでリッチ杖(ブラック・アンド・ダークネス)を入れることになります。
リッチ杖のスキルはこちら。

第2スキルのバリアが方天編成では役立ちます。
方天画戟によるスリップダメージは、バリアの耐久によって軽減することが可能です。つまり、バリアの耐久値>最大HPの5%となっていれば、1ターンはスリップダメージを受けずに済むわけです。

バリアの耐久値が1250なので、HP25000未満に抑える必要があります。
ちゃんとHPを抑えられると、

このように被ダメ0の表記が出ます。逆にHPが高すぎると、

こんな漢字で主人公がダメージを受けてしまい、次のターンで確定で落ちることになってしまいます。これを踏まえて編成を組むと、以下のような形になります。

片面黒麒麟の場合はこれで大丈夫かと思います。いざとなれば主人公の味方全体HPのLBなんかを使って調整しましょう。
というわけで、今回のダメージ比較もこちらの編成を用いて行うことになります。
ダメージの比較
方天画戟の有無による与ダメの差を見るために、方天がない場合のレスラー編成とダメージの比較を行います。
今回の比較においても前回同様、
- 各HPでの殴りダメージ
- アーカーシャの動きの総ダメージ
を見ていきます。
各HPでの与ダメージ
始めに各HPでのダメージを見ていきます。方天を持つとスリップダメージが入って主人公での比較が出来ないため、代わりにゾーイのダメージを見ていきます。
結果は以下のようになりました、どちらもベリアル・サリエルを入れています。

方天自身が背水スキルを持っていることもあり、どちらもHP1%では上限を叩けます。
「ちょっとまって、方天入れたほうが弱いじゃん!」と思った方もいるかもしれませんが、この結果には理由があって、方天入りの方の編成はグラシでなく宿無しを採用しているためです。
ちゃんとグラシを入れれば、HP30%や60%でも流石に火力は上回ります。基本的にニーアが居ればHP1%殴りになるかと思いますので、今回はこちらの編成を使いました。
アーカーシャ想定の動きの総ダメージ
アーカーシャ想定で動くと以下のようなダメージになりました。

ベリアル・サリエルは入れたダメージになります。
ダメージ比較のために、方天なしの編成の結果を載せておきます。前回の記事で検証したものになります。

方天がない場合に比べて、約500万の与ダメージ差が発生していることが分かります。
こうやって見てみると、かなりダメージは上昇しているんですね。追撃3割は伊達じゃない…。
というわけで、方天画戟を入れることでかなり与ダメージは上昇させることができると結論付けられそうです。
ベリアルか、サリエルか、方天画戟か
最後に少しだけ、取得優先度のお話をしておきます。
先程の比較ではベリアル・サリエルを入れていました。
どちらか一方のみを入れた編成、またどちらも入れないで方天のみ装備した編成でもダメージを見たので、そちらの結果を載せておきます。



とりあえずこれで全条件試せたかと思いますので、最後にそれぞれのダメージの伸び幅を見ていきます。
各条件での総ダメージは以下のようになりました。
条件 | 無課金編成 | ベリアルのみ | サリエルのみ | 方天のみ | ベリアル+サリエル | ベリアル+方天 | サリエル+方天 | 全部 |
総ダメージ | 130,444,066 | 134,824,214 | 136,953,640 | 134,391,153 | 142,009,620 | 140,429,628 | 141,990,682 | 147,349,155 |

グラフから分かる通り、少なくとも方天はベリアル・サリエルほど優先するものではありません。
何もない状態からのダメージの伸びは、ベリアルよりもサリエルよりも少ないです。何もなしからで約400万の上昇、ベリアルのみある状況からなら約550万の上昇、サリエルのみ所持している状況からなら約500万の上昇、どちらも装備している状況からなら約540万のダメージの伸びになりました。
少なくとも、ベリアルかサリエルのどちらかがあって初めて活躍し始める武器になるのかなぁと思いました。
金月を使用する際は、このグラフを1つの参考に、自身の召喚石の所持状況に合わせて判断するとよいかと思います。
まとめ
方天画戟を採用した編成で与ダメージの比較を行いました。
その結果をまとめると
- 召喚石の所持状況によるが、方天を装備することでアーカーシャ想定で約400~550万のダメージ上昇が見込める
- 何もない状態からなら、ベリアルやサリエルの取得を優先したほうが良さそう
とりあえず言えることはこの辺りでしょうか。最終的には読んでいただいている皆様の判断にはなりますが、その際の参考にしていただけると嬉しいです。
方天は確定TAと追撃がつくのがかなり嬉しく、背水編成以外にも短期周回で色々使いみちがある、便利な武器です。それについても違った記事を作成しようと思います。
とりあえず、この記事はこの辺りで終わりにしようかと思います。最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!!!